iPhone8が充電出来ない
iPhone8の充電が出来ないという事でお客様がご来店されました。
1ヶ月程前に当店でバッテリー交換をされたお客様でした。
たしかに充電しようとすると一瞬バッテリーマークがつくのですが消えてしまい充電できない状態でした。
iPhone水没
ライトニングコネクタ不良の可能性が高いと思いiPhone8を分解したところ、水没マークが赤く変色していて内部も濡れている状態でした。
お客様に確認したところ、河に落とされたという事でした。
まずは分解・乾燥作業から行う事になりました。
iPhoneを分解した物を約1時間程乾燥させました。
iPhoneの仮組・動作確認
今回ライトニングコネクタ、バッテリー、基板の故障の可能性がありましたので一度仮組して充電ができるか確認をしました。
症状は乾燥前と全く同じ症状で一瞬バッテリーの充電マークがつくのですが、消えてしまう状態でした。
次に新品のライトニングコネクタを仮付けして動作確認をしましたが、全く同じ症状でした。
次は新品のバッテリーを仮付けして電源を入れてみると正常にiPhoneが起動しました。
ライトニングコネクタ⇒バッテリーと交換して症状が同じであれば次は基板の故障が疑われるのですが、iPhoneの基板修理は当店では行えない為無事起動してよかったです。
また基板の故障の場合データは取り出せても電話としては使用出来なくなってしまう為、本当に良かったです。
iPhoneは防水ではありません
お客様もiPhoneは防水性能があると思っていらしたとの事で、川に落とした事をおっしゃらなかったそうです。
基本的にiPhoneは耐水で防水ではありませんので、水の近くでのご使用はなるべく避けた方が無難です。
水没後は、SIMカードの取出しと電源をすぐ切り早めにお近くのiPhone修理専門店へお持ちいただき乾燥作業をして頂くと万が一の事態は防ぐ事が出来る可能性も高くなります。
今回はご来店頂きまして誠にありがとうございました。