iPhone7の水没修理依頼
松本市内からiPhone7の水没修理でご来店頂きました。
iPhoneを水没させてしまった場合は、電源を切ってすぐにご連絡ください
iPhone水没乾燥作業
お話をお伺いすると、コーヒーをこぼしてしまわれたという事でした。
また水没してから、数日経過しており電源も入らないという事でした。
状況から行くと店舗での乾燥修理作業では、復旧は厳しそうでした。
早速本体を分解してみました、内部からはこぼされたコーヒーの匂いがしている状態でした。
水没マークも2箇所赤色に変化しているのが確認できました。
またバッテリー等の表面も水に水没した場合とは少し違う状況でした。
水没から数日経過しているという事で、内部もほぼ乾いている状態でしたが乾燥作業を行いました。
その後新品のバッテリー、パネルを取り付けて起動させてみましたが残念ながら起動しませんでした。
こちらのiPhone修理店舗で行える作業では復旧は不可能という判断で、iPhone基板修理の会社をご紹介させて頂き今回の修理は終了となりました。
iPhoneを水没させてしまったら
以下の事は絶対に行わないでください。
すぐにiPhone修理店舗へご連絡するようにして下さい。
すぐに電源を切ってください
ショートする可能性があるので、すぐに電源を切ってください。
iPhoneを振らない
iPhone内部から水を出そうと振ると内部の浸水していない区画へ水が侵入して更にあっかする可能性がありますので絶対に振らないでください。
充電をしない
ショートする原因になります。
でもiPhoneて防水じゃないの?
iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について(Apple社公式サイト)
IP67 等級 (深さ 1 m まで、最長 30 分間) に適合しています。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。水濡れによる損傷は、保証の対象外となります。ただし、消費者法の下で権利が認められる場合があります。
iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone SE (第 2 世代)、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR は、ソーダ、ビール、コーヒー、紅茶、ジュースなど、一般的な飲み物を誤ってこぼしてしまっても耐性があります。液体をこぼしてしまったら、その部分を水道水ですすいでから、iPhone を拭いて乾かしてください。
水濡れによる損傷を防ぐため、以下の行為はお控えください。
iPhone を着用したまま泳ぐまたは入浴する
iPhone に水圧が強い水や流速が大きい水をかける (たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
iPhone をサウナやスチームルームで使う
iPhone を意図的に水没させる
推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下で iPhone を動作させる
iPhone を落とすなど、衝撃を与える
iPhone を分解する (ネジを外すなど)
石鹸、洗剤、酸や酸性の食品、および液体 (香水、虫除け、ローション、日焼け止め、油、接着剤リムーバー、毛髪染料、溶剤など) が iPhone に付かないよう、極力注意してください。iPhone にこれらの物質が付いてしまった場合は、こちらの記事の手順にそってお手入れしてください。Apple社 iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能についてから
と書かれています。
防水ではなく、防沫、耐水、防塵となります。
ですので水に入れたりするのは基本的にやめた方がよいとです。
また水没マークが赤く変化してしまった場合は、水没扱いとなり1年間の保証対象外となってしまいます。
以上の点から水の中に入れて使用する事はお勧めしません。